【Beijing Trip】世界遺産!頤和園と円明園にやっと行ってきた話。
大家好~
先週末、早稲田大学の中国語研究会さん(通称:チャイ研)と、
北京大学の日本語学科の学生さん、そして私たち北京大学留学中の早稲田生、
合わせて50人近くの大学生が集まる日中交流のイベントに、珍しく参加してきました!
頤和園チーム(仮)
交流会2日目では、班に分かれての自由行動!
今回は、グループ別行動で行った、2大観光名所をピックアップ。
北京は、中国の首都というだけあって、
世界遺産が7つもあったりと、観光資源にかなり恵まれています。
(大学受験の際に、世界史選択だった方に特におススメな都市!)
世界の中でも遺跡のスケールが桁違いに大きいので、とにかく圧巻の迫力!
北京に来てから半年以上が経ちましたが、
実は、世界遺産の「万里の長城」にも「頤和園」も、「天坛」にも行っていなかったのはここだけの話。。
※ 遺跡の解説や歴史の説明が多いので、そこは、サクッと読み飛ばしてください
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1.頤和園 いわえん
頤和園は、中国に現存する最大の古代庭園で、
1998年12月に、UNESCOの世界文化遺産に登録されました。
総面積は290haで、合計3000部屋あまりある園内の宮殿・庭園は、用途によって[執政、居住、遊覧]の三つの活動エリアに分けられました。
清王朝時代に摂政として絶大な権力を手にした西太后は頤和園をとても気に入り、晩年のほとんどを頤和園で過ごしたそう。頤和園は、承徳の避暑山荘、蘇州古典園林の拙政園と留園とともに、中国四大名園に数えられています。
昆明湖(こんめいこ)
頤和園の総面積の四分の三を占める人工湖。
湖の周囲には仁寿殿、玉瀾堂、楽寿堂等、大小様々な趣向を凝らした建築物があり、中国の庭園技術の最高傑作が凝縮されています。
欄干に、獅子と怪獣の石彫が並んだ七孔橋。
橋からの綺麗な眺めは、マルコポーロ橋(盧溝橋)と酷似しています。
頤和園の歴史
頤和園は元々清蔬園と呼ばれ、清代の繁栄期である乾隆年間(1736~1795年)に創建された。乾隆帝は色を好まず、放蕩をきらい、ただ「山水の楽、懐に忘るあたわず」『御制静宜園記』を心情としていた。清蔬園の施工平面図や立体模型は、すべてみずから審査許可して、所管した。清蔬園は乾隆15年(1750年)に着工、15年の歳月を経て、乾隆29年(1764年)に完工した。
乾隆帝が手がけた清蔬園は、歴代皇帝と同様に、その思想と好みによって建造され。乾隆帝は「天人合一、皇帝権力至上の思想」、「長寿不老の神仙思想」、「享楽の思想」を造園思想とした。そのため、清蔬園は歴代皇室の庭園や私家庭園、名山大川、著名な寺院の精華を融合させて、中国の典型的な庭園芸術の代表作となった。
頤和園
・住所:北京市海淀区新建宮門路19号
・料金:一般30元、学生料金10元
・開放時間:最盛期:6:30ー18:00 オフシーズン:7:00ー17:00(最終入場)
・アクセス:地下鉄4号線「北宮門」で下車。
バス209路, 330路, 331路, 332路, 346路, 394路, 508路, 579路, 601路, 608路, 683路, 696路, 718路で「頤和園」で下車。
▷ 参考 https://www.arachina.com/beijing/attraction/summerpalace.htm
2.円明園 えんめいえん
円明園は、清王朝時代の[康煕~乾隆年間]に営造された規模の大きい皇室庭園で、
その景観の美しさから「万園の園」と讃えられていました。
康煕48年(1709年)に建設が始まり、完成には150年もの年月を費やしたそう。
1860 年 アロー戦争(第二次アヘン戦争)の際、
イギリスとフランスの連合軍に略奪,放火されて廃虚になりました。
園内の遺跡の一部は、
イギリス・フランス連合軍の蛮行の歴史を残すために、
破壊された当時のままの状態で保存されています。ほんとに粉々、、、
[圓明、長春、綺春]の3庭園で構成されており、
周囲は約 10km、面積は5000a、145ヶ所の建築物、40個もの観光名所があります。
MAZE RUNNERを彷彿とさせるような迷路(ふつうに迷った)!
細部に至るまで精巧な建築が施されています。
柱にも西洋の神殿建築の洋式の影響が色濃く出ています。
写真だと伝わらないのですが、園内がかなり広くて、
これらの遺跡群にたどり着くまで、直線で1500m、往復3km以上あり、
途中で寄り道して北京のスイーツを試してみました。
茶汤(チャタン) 18元
杏仁風味の粉をお湯で溶かした、トロットロな甘~いお粥。
ナッツやゴマが乗っていて、寒い冬にはオススメ。ただ、飽きやすい味..
円明園
・住所:海淀区清華西路28号
・料金:30元 [入園料+遺跡参観料]
・開放時間 : 7:00-19:00
・交通:バス331,333,365,375,801,810線 [圓明園]で下車
▷ 参考 https://www.arachina.com/beijing/attraction/yuanmingyuan.ht
地下鉄の駅の壁↑
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前学期は、大学生の日中交流のイベント等にあまり参加していなかったので、
今学期は出来るだけ沢山、中国人の知り合い&友達を増やしたいなぁ、、と思い切って早稲田大学のチャイ研さんのイベントに参加してみました!
北京歴半年の未熟な私が、
初対面の中国人の学生と、日本人の大学生を連れて、
中国語と日本語で北京案内をするという、
なんだかよく分からないシチュエーションでしたが、楽しかったです!笑
夜にみんなで食べた雲南料理
頼りないかもしれなかったけど、
2日間ともグループリーダーを任せてくれてありがとう~ 良い経験になりました。
そして、チャイ研幹部の皆さん、企画・運営お疲れさまでした。
当日の運営のために、ずっと前から当日の深夜まで会議していたと聞いたので、無事に終わってよかったなぁ~と一安心です。