【最新】世界最大のStarbucks！中国に遂にOPEN［スタバファン必見］

Starbucks Reserve Roastery opens in Shangha

f:id:ling28china:20171213012536j:plain

今日からちょうど一週間前の12月5日、
アメリカのSeattleに次いで2番目のStarbucks Reserve Rosasteryが、
中国の上海にオープンしました。

世界最新のスターバックス店舗なのはもちろん、
実は、世界最大のスタバなのです！

そんな最強すぎるスタバに、タイミングが偶然合ったので、

実際に行ってきちゃいました！今回はその様子をお届けします。

　英語や中国語の記事の和訳記事がほとんど存在していなかったので、

今の時点で、日本初の詳細&現地レポート...かもしれません。笑

情報量が多くてかなり長文なので、
気になる部分だけサクッと飛ばし読みして頂ければと思います。

f:id:ling28china:20171213012945j:plain

● Premium Reserve Roastery ●

　　2017年12月5日、スターバックスは店内に焙煎施設がある「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」を中国,上海にオープンした。アジア地域では初めての進出で、2014年にアメリカのシアトルにオープンした”Reserve Roastery & Tasting Room”に次ぐ第二号店となる。

　　敷地面積は30,000ft²を超え、スターバックスの店舗としては圧倒的な広さを誇る。世界最大店舗として、その話題性に伴い、一気に知名度が上がっている。オープン初日から連日、大勢のスターバックスファンとカスタマーが押し寄せており、店舗の外には長い行列と入場規制が待ち構えていました。

f:id:ling28china:20171213013120j:plain

実際に私が訪れた際も、日曜日のお昼ということもあり、20分以上は待機しました。

コーヒーの焙煎や抽出を目の前で見ることが出来ることに加え、様々な魅力が詰まったStarbucks Reserve Roastery in Shanghaiの特徴を紹介していきます。

f:id:ling28china:20171213015701j:plain

● 綺麗さに圧倒！ロースタリーの最新デザイン ●
　　10,000ピースもの手作りの六角形の木製タイルで構成された天井が、店舗の美しいデザインのカギを握る。Espressoの抽出マシーンからインスピレーションを受けたという。
　

f:id:ling28china:20171213013426j:plain

　この巨大なコーヒー樽には、1000個以上もの手作りの木製パーツが組み合わさっている。伝統的な中国語の漢字をモチーフにしており、パーツ一つ一つがスターバックスのストーリーをイメージしている。

f:id:ling28china:20171213013534j:plain

● 88フィート！世界最長のコーヒーカウンター ●
　３つの大きな木製のコーヒーカウンターでは、Brewing(醸造)の工程を見ることが可能。
　　長さはなんと88feet(約26.8m)で、世界で最も長いカフェカウンターである。カスタマーは、どのようにコーヒーが生産されるのかを目の前で見ることが出来る。
　　実は、この世界最長カウンターは、3Dプリント技術を利用したもので、とても環境に優しい造りになっている。環境破壊がたびたび問題視される中国で、環境保全を喚起するきっかけにもなり得る、かも？

f:id:ling28china:20171213015741j:plain

コーヒーカウンターの隣のチョコレートの販売。店員さんによる丁寧な解説付き。

● 世界最新テクノロジー！AR技術 ●
　　さらに、カスタマーを待ち受ける驚きは、AR(Augmented Reality:拡張現実)の技術。
iPhoneの画面を通して、コーヒー豆が収穫され、目の前のカップに注がれるコーヒーになるまでの過程を臨場感たっぷりに見ることが出来る。

f:id:ling28china:20171213015933j:plain

　　このコーヒーの ”ツアーガイド” の役割を果たすARテクノロジーは、中国企業AlibabaとTaobaoのアプリと連携したデジタルな新技術。中国のElectronic Commerce(イー・コマース：電子商取引)界の超巨大企業Alibabaが担う、醸造過程のARは、世界の最先端を走る中国にとって非常に重要な要素である。このような最新式のテクノロジーの融合なしには、本当の意味で、中国での”新店舗の完成”とは言えない。
　

　カスタマーは“bean-to-cup story”(コーヒー豆が一杯のコーヒーになるまでのストーリー)をiPhoneで見ることが出来る。もちろん、デジタルメニューも完備されていて、メニューの詳細と写真で事前にチェックが出来る。ボタン一つで、気になった情報はSNS上に共有することも可能なのだ。

　　Starbucks ChinaのCEO、Belinda Wong氏は、このAR技術との融合は ”中国全土の全4万人ものスターバックス従業員の「夢」”だと語る。それほど、このARに力を注いでいる技術というわけだ。

f:id:ling28china:20171213014254j:plain

iPhone上の実際のAR表示画面の一例。Wifiは無料で接続出来る。

●Princi Bakery：イタリア発！絶品焼きたてパン●
　　先月、アメリカSeatteのRoasteryで開業したばかりのPriniciベーカリーが上海にもオープン。30人もの凄腕のパン職人とシェフが毎日80種類以上もの焼きたてパンを提供する。PriniciはイタリアのMilan・イギリスのLondonに店舗を構える有名なベーカリーで、1986年にミラノにオープンして以降、高評価を保っている。これは、Priniciにとってもアジア初の店舗進出となった。

f:id:ling28china:20171213014454j:plain

本場イタリア発のピザの種類がものすごく豊富！もちもちの生地の上でとろけるチーズの上に乗った新鮮な季節の野菜が美味しい。価格は少し高めだが食べる価値は十分にある。

f:id:ling28china:20171213020037j:plain

●100種類を超えるユニークなビバレッジ●
　上海限定のマグカップやタンブラー、スターバックス関連グッズや限定のコーヒー豆などを提供。その種類は100種類を超え、ベーシックなビバレッジは勿論のこと、トランプに至るまでユニークなグッズも取りそろえられている。

f:id:ling28china:20171213014749j:plain

f:id:ling28china:20171213014827j:plain

家庭でコーヒーやお茶を楽しむためのセットも充実。

f:id:ling28china:20171213015035j:plain

上海のStarbucks Reserve Roastery限定のマグカップを購入。269元(4,300円)で値段は現地の相場からするとかなり高い。

●上海限定！世界最先端の「TEA」体験●

　　“Cooled Brew Coffee” コールドブリュー・コーヒーの制作過程も目の前で見ることが可能。窒素ガスを入れることで、黒ビールのようになめらかな口当たりを体験できる、というのがポイント。
　　階段を登った先の２階フロアでは、ティーメニューを専門に扱う「TEVANA™」による、窒素を加えた新しい「TEA」体験ができます。これは、Starbucks発祥の地シアトルでも飲むことができません。つまり、上海唯一の、世界最先端のティー体験。

f:id:ling28china:20171213015411j:plain

f:id:ling28china:20171213015440j:plain

TEAVENAのコールド・ブリューの過程も目の前で見ることが出来た。

●中国におけるStarbucks株の急上昇●
　　中国はスターバックスのSSSG(same-store sales growth)の成長率は＋8％と、世界の他地域の＋2%と比較して、非常に成長率が高い。現時点で、アジア太平洋地域にはスターバックスの3070店舗あるが、その内の1540店舗は中国に位置している。また、全アジア太平洋地域におけるスターバックスの収益のうち、中国だけで15%以上を占める。

　　近年では、このアジア太平洋地域におけるスターバックス事業の展開に特に力をいれている。
先週オープンした”Premium Reserved Roaster in Shanghai”は、スターバックスのブランドイメージと誠実な経営を通して、アジア太平洋地域におけるSSSGの更なる向上が期待されている。また、中国の上海に続いて、NewYork, 東京 ,Milano,Chicagoにも、この焙煎併合型施設をオープンすることを計画している。

●2018年へ向けての展望●

先述の通り、上海は2020年までにオープンする焙煎併合型施設の５店舗のうちの１つにすぎない。2018年にはMilanoとNewYorkにはオープンし、2019年までには東京とChicagoにもオープンする予定だ。
これらの新たな展開を通して、2017年のStarbucks EPS※20.3億ドルから、240.6億ドルまでの急成長が見込まれている。また、前年度の四半期と比較して、収入の9.9%上昇、純利益EPSの11.6%の上昇が期待されている。

※EPSとは「Earning Per Share」の略で「１株あたり純利益」のこと。

―――――――――――――――

以上、(たぶん)日本初となる、

Starbucks Resereved Roastery in Shanghai 現地レポート&詳細でした。

　　上海旅行と新店舗オープンのタイミングが偶然重なったため、行くことが出来たのですが、実際に店舗に行ってみると新しい発見が沢山あって、とっても楽しい体験でした！

少しでも、その様子とワクワクした感情をお届けできていたら嬉しいです。

最後まで読んでくださってありがとうございました！

是非、記事のシェアやブックマーク登録お願い致します。

f:id:ling28china:20171213021244j:plain